こんにちは、オムニデザインです。
今日は先日投稿した「染めQを専用リムーバーで元の色に戻した」記事の続きです。
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まだご覧になっていない方はそちらもご覧ください。
今回は前回の染めQを落とした状態から、
「アドカラー」という革用補色剤を使って革を染めていきます。
前もって工程を予習することで失敗する心配を減らしておきましょう!
アドカラーとは?
このアドカラー(add color)という商品は革用の補色剤となっています。

コロンブス 補修用クリーム 浅い傷用 アドカラーチューブ アカチャ 20g
- 出版社/メーカー: コロンブス
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
通常の使い方は靴などの革に傷が入ってしまった部分を補色するためのものです。
ただ、通常の補色クリームなどと違いしっかり乾いて硬化するので、
使っているうちにズボンや服などに色移りする心配がありません。
また絵の具のようなペースト状なので使い勝手がよく、
比較的手軽に使える補修剤となっています。
また後述しますが取り扱っているお店がなかなかなく探すのが大変なので、
購入を検討している場合アマゾンなどで購入するのがおすすめです。
アドカラーの使い方
塗装面を脱脂しておく
まずアドカラーを塗る前に、革表面の油分や汚れを取り除くために脱脂しておきます。
クレンジングオイルやアルコールなどでOKです。
適量をティッシュや指にとって塗っていく

次にアドカラーを革に塗っていくために、
ティッシュや布などにアドカラーを適量とります。
水溶性なので水で薄めて使っても良いみたいですが、
今回は濃く塗りたいので原液のまま使用します。
塗装したい革などに補色材を塗っていく
塗装したい革の面にアドカラーを塗っていきます。
最初はティッシュで塗ってみましたが、
ティッシュ自身にアドカラーが吸われて塗料が伸びにくく、
塗りにくかったので結局指で塗りました笑
指で塗ると伸びがよくしっかり塗料が塗れますが、
厚く塗りすぎると厚みが出てムラになるので薄く伸ばすのが良さそうです。
一面だけ塗ってみましたが、想像以上にしっかり色が乗ります。
薄い色の上に濃い色なら十分綺麗に塗装できると思います。
そんな感じで全面に塗るとこんな感じになりました。
結構しっかり色が乗るので一度塗りで大丈夫そうです。
指で塗ると手が大変なことになりますが、
石鹸で手を洗えばポロポロと簡単に落ちます。
30分ほど乾かす
30分ほど乾かすと指で触れられるほどしっかり定着しました。
アドカラーの仕上がり
染めQと違いややマットに仕上がりより革に近い質感で染め上がるので、
革の質感を残したい場合はアドカラーがおすすめです。
染めQは均一に塗装できるものの塗装の厚みで不自然なツヤが出るので、
今回のアドカラーでの塗装の方が好みです。
またアドカラーは側面のコバ部分も塗装できます。
コバは塗装が落ちやすいところですが、ある程度経過観察が必要そうです。
ただアドカラーなら絵の具感覚ですぐ塗って乾かせば補色できるので、
補修はしやすいと思います。
染めQなどスプレータイプだと一部だけ補修するのが難しいので、、
裏面がややムラになってはいますが、黒なのもあってあまり目立ちません。
あまり厚塗りしすぎると塗料そのものの厚みでムラになり失敗しやすいので、
薄く伸ばしながら塗ると綺麗になると思います。
オイルを塗りこむと全体的にツヤが馴染んで自然な風合いになります。
染めQに比べればオイルもやや染み込んでいるように感じました。
染めQより自然に仕上がるアドカラーがおすすめ

今回は革補色剤であるアドカラーを使って革を染めてみました。
染めQと比べて手軽に使いやすく、
仕上がりも綺麗なので僕はアドカラーがおすすめです。

コロンブス 補修用クリーム 浅い傷用 アドカラーチューブ アカチャ 20g
- 出版社/メーカー: コロンブス
- 発売日: 2016/12/07
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値段も300円ほどとそこまで高くありませんので、
部分的な色補修でも手軽に使えるんではないでしょうか?
ただ、今回ホームセンターなど実店舗を回って探しましたが見つからず、、
(ホームセンター、ABCマート、ドンキなどにはありませんでした)
あまり取り扱い店がないようなのでAmazonで購入することをおすすめします。
探す時間が大変でした笑
またアドカラーは複数の色を混ぜて必要な色を作ることもできるので、
こういったセットで買って必要な色味を作るのもおすすめです。
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